コーチング

コーチング

お久しぶりです。Ko-1Roです。

 

最近、臨時でコーチの依頼を受けまして、私なりにいろいろと「あれをやろう」とか、「これをやろう」とか、これも必要、あれも必要と思いを巡らし、メニューを考えていました。

そうすると、いろいろなことに気づき、忘れてはもったいないなと思って、記述することにしました。

 

ちょっと、脱線しますが、会社から外部研修で、「ファシリテーション」の研修を受けに行ってきました。

ここでの、「ファシリテーション」とは会議の司会で、どうやって、効率を上げるのかということをロールプレイングを通して学んでいきます。

そこで、”コーチング(Coaching)”の語源に関しての話題が出ました。みなさんご存知ですか?

世の中には、コーチングの本はたくさん出ているので、おそらくそこでは紹介されているでしょう。(「コーチ 語源」で検索しても、いろいろと出てきます。)

もともとは、馬車を意味するそうです。「その人が望むところ(目的地)まで乗せていく」という意味から、派生して、「学習者が行きたいところへ連れて行く」→「学習者の目標達成をサポートする」ということになったそうです。

先ほど、あれこれメニューを考えていると言いましたが、このコーチの語源を聞いたときに、「ハッ」としました。依頼者の目的地も知らずに、どうして、メニューが決めれるだろうか。まずは、個人の目的地とチームの目的地をはっきりとしないといけない。これが、明確でない場合もあるので、まずは、目的地を決めるところからお手伝いする必要がある。大事なことに気付けてよかったです。

 

本題ですが、

どういう練習が効果的でしょうか?

試合に勝つことは目的ではない、技術の向上が目的ではない。目的は、内面的(精神的な)成長と、自分磨き。つまり、スポーツは手段なのです。サッカーなら、サッカーを使った研修みたいなものですよね。

成長するということは、今の自分自身や置かれている環境において、何か問題があり、課題がある。それをどうやって乗り越えていくのか、解決していくのか。サッカーやソフトボールをすれば解決するのか。そうではないです。スポーツは勝利を目指さなければならないです、技術も向上することを願わないといけないです。向上しようとする、そのときに、サッカーなら、サッカーの試合中で、チーム的な課題が見つかり、個人的な課題、技術的な課題が見つかります。それに対して、どう向き合い、解決していくのか、そのプロセスが大切なんです。

サッカーで、ある課題に対して、自分が選択したアプローチが、自分自身が本来解決したい問題へのアプローチになるかもしれません。サッカーの中で見つかった課題が、自分の新しい内面磨きの課題になるかもしれません。

 

このことが共有できたうえで、コーチすることが始まると考えました。

では。

 

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