「もっとシンプルにやれよ。」
僕がまだ中学~高校のときにサッカーをしていたとき、こんなことを監督がよく言っていました。
その言葉を受けて、パスをもらったら簡単にパスをしたり、こぼれてきたボールを簡単にクリアしていました。
でも、そうやってプレーすることが本当に「シンプルにやる」ということなんだろうかと疑問に思っていました。
シンプルにやるということについて、
今なお現役でプレーしている”カズ”こと三浦知良選手はこのように言っていました。
「本当にうまい選手はシンプルにプレーするものだ。」
他にもクライフ、プラティニ、ジーコ、マラドーナ、ストイコビッチ、バッジオ、ロナウドなども同じような意味を持つ言葉を発していました。
そもそも「シンプルにやる」ということはどういうことなのでしょうか。
一言でいうと、サッカーにおいて「シンプルにやる」というのは、
余計なことをしない。
ということだと思います。
試合の流れを感じることができ、パスやドリブルなど様々な選択肢から的確に判断してそれを実行し、余計なことをしない。
つまり、
シンプルにプレーする=サッカーを知っている
ということがいえます。
知らない人、学んでいない人は、シンプルにプレーすることができない。
知っている人は、正しく学んだ人はシンプルにプレーする。
難しく考えてしまうと、大変でつらくてサッカーもやりたくなくなってしまいます。
知っている人に正しく学んで、シンプルにプレーできると、
よりサッカーが楽しいものとなり、上手くできるようになるのではないでしょうか。